あおば皮ふ科『院長日記』

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zoom RSS りんご病、流行っています。

<<   作成日時 : 2014/05/23 15:01   >>

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「りんご病」ってご存じですか?

頬がりんごのように赤くなることからそう呼ばれています(たぶん)。
実際は、伝染性紅斑という病名で、原因はヒトパルボウイルスB19というウイルス性感染症です。

風邪のような症状が先行し(はっきりしないことが多いですが)、主に顔や四肢が赤くなります。ほとんどがお子さんですが、大人の方も来院されます。大人の方は、顔はほとんど赤くならず、手背や前腕が腫れぼったくなり、関節が痛かったり、体がだるくなったりする方が多いです。

お子さんの四肢の症状は、痒みが強いことが少なくなく、蕁麻疹だと思われて来院される方もいらっしゃいます。
感染する病気ですが、発疹が出現してからは感染力が殆ど無いので、通学などは可能です。

当院への患者さんの来院は、4月の下旬ぐらいからコンスタントに続いています。今のところ、大部分が小学校1年生ですね。学校名も聞いていますが、マチマチなので、かなり患者さんが出ているのではないかと思います。

大人はすでに感染している方が多い(水疱瘡などと同じで一度感染したらもう感染しません)と言われていますが、お子さんが発症してから数日から10日後ぐらいに親御さんが発症することが結構あります。試しに、当院で20歳代の女性スタッフたちのパルボウイルス抗体価を測ったところ、3−4割が感染した既往がないことがわかりました。妊娠中に感染したら非常に問題なので、妊婦さんは特に気をつけたほうが良いです。

お子さんの顔や腕が赤いなと感じたらご相談ください。単なる日焼けではないかもしれませんよ。


<追記> 上のブログを書いたらその数時間後に医師会経由でりんご病が流行しているとの横浜市感染症臨時情報が回ってきました。
それによると、過去6年間で2番目に多い報告数だとのことです。
流行の中心は4−5歳と書いてありますね。当院では今のところ小学校新入生に多いのですが、4−5歳の子は小児科を受診されているのでしょうね。
臨時情報は院内掲示板に貼っておきますので、来院される方はぜひご覧ください。

あおば皮ふ科 ウェブサイト

伝染性紅斑患者数推移 横浜市衛生研究所











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