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あおば皮ふ科『院長日記』
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同窓会までに出来ること

2016/11/13 08:21
久しぶりの更新です。

前回のブログネタですが、最近は、体重も変わらなくなり、「痩せましたね」と言われなくなってしまいました(^^)。

これからも運動をなんとか続けていきたいです。

 *  *  *

今回はイベント前にできる美容治療の話です。

美容の治療を受けたいと思うきっかけは皆さんそれぞれあるようですが、こちらからその事情を訊くことは殆どありません。ただ、患者さんから自発的に言われることでは、「同窓会があるから」とか、「子どもの結婚式までに○○を治したい」というお言葉をよく聞きます。

何を治療するかによって、いつから始めればよいのかはだいぶ違いますが、ここでは、しみ、しわ、たるみ、男性型脱毛症について、イベント前に治療がどの程度可能なのか、書いてみます。

1. しみ

一言でしみと言っても、いろいろ有りますが、左右対称ではない、顔の丸い「しみ」であれば、1週間前までにレーザー治療をすればなんとか目立たなくなります。

左右対称で、40歳代ぐらいから出来始める「肝斑」は、そうは行きません。内服薬と外用薬何らかの美容施術を出来れば3ヶ月以上前から始めたほうが良いでしょう。

2. しわ

眉間や額、両目尻の表情じわについては、イベントの4日前までにボトックス注射をすれば、イベント当日は良い状態でいられるでしょう。

目の下の凹み、ほうれい線については、イベントの前日までにヒアルロン酸注射をすれば多少何とかなりますが、むくみが出たり、内出血のリスクがあることを考えると出来れば3週間前までに受けたほうが良いです。


3. たるみ


両頬のたるみもよくお聞きする悩みです。当院ではスマスアップという機器を用いて施術を行っています。

顔全体のたるみだけでなく、フェイスラインのたるみや二重あごなど部分的な悩みにも効果があります。

施術直後から直後から肌の引き締まりを実感出来るのが特徴ですが、最低でもイベントの1ヶ月ぐらい前から3回程度行ったほうが良いです。


4. 男性型脱毛症(AGA)


同窓会で一番「変わったね」と言われてしまうのが髪の悩みのようです。ただ、これだけはウィッグ以外にすぐに解決できるものはありません。

内服薬と外用薬で半年で目に見える効果が出ればよいですが、個人差があるのでなんともいえません。

家族に薄くなったことを指摘されてからすぐに治療を始めれば、進行を何とか食い止めることが出来ますし、増毛も期待できますので、気になる方は早めの治療開始をお勧めします。

 *  *  *


それぞれ治療方法についての詳細は各項目のリンク先をクリックしてください。

ただ、私の個人的な意見としては、一番簡単で効果があるのは、「白髪染め」だと思います。


11月14日(月)、臨時休診いたします。
ご迷惑をおかけします。



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ダイエット中です

2016/08/07 10:38
猛暑の夏がやって来ました。
暑い日が続いているため、あせもや飛び火の方が増えています。
特にお子さんはご注意を。

私事ですが、昨年末からジムで運動を始め、体重をだいぶ落としました。
きっかけは単に24時間営業のジムが自宅から2分のところに出来たということだけです。

最近、患者さんから「先生、痩せましたか?」と言われることもありますが、「先生、病気でもされたんですか?」と訊かれることが増えています。
帰り際に「先生もお大事に」なんて言われたこともあります(^^;)。
私に訊かなくてスタッフに同じことを訊く方もいるようです。

痩せただけで、心配される年齢になったんだなあと実感しています。
ただ、今のところ、病気したわけではありませんので、ご心配なく(^^)。

ちなみに、通っているジムはこちら。

エニタイムフィットネス
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24時間営業なので、出勤前でも帰宅後でもいつでも行けるのが便利です。
まだ青葉区周辺にはないようですが、店舗を増やしているようなので、出来るといいですね。


8月11日(木)から18日(木)まで夏季休暇をいただきます。
ご迷惑をお掛けします。



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外装工事中

2016/07/13 08:03
11日(月)からいきなり始まりました。
何も知らされておらず、びっくり。

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クリニックのビルはこんな状態ですが、診療は通常通り行っております。

自転車・バイクは建物裏の駐車場スペースを空けていますので、そちらに停めてください。
車の方は従来通り専用駐車場をご利用ください。


ちなみに、写真に写っている2人の警察官はスピード違反?取締中のお巡りさんです。
朝早くからご苦労様です。

           

当院の夏休みは、8月11日(木)〜18日(木)までとなります。

ご迷惑をおかけします。

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帯状疱疹予防のための水痘ワクチン接種を開始しました

2016/06/30 16:28
帯状疱疹という疾患をご存知でしょうか。

帯状疱疹は、多くの方が子供の頃にかかった水痘(水ぼうそう)のウイルスが体内に潜伏し、何らかのきっかけでそのウイルスが再活性化し、カラダのどこかの神経に沿って発疹が現れる疾患です。

多くの方が痛みに悩まされるのがこの疾患の一番の問題点です。痛みは、順調に改善すれば2週間以内に良くなりますが、2週間を超えて数ヶ月、数年単位で痛みが持続し(帯状疱疹後神経痛)、生活に影響される方が少なくありません。

米国などには帯状疱疹を予防するためのワクチンが存在しますが、日本でも今年になって従来からある水痘ワクチンを使って帯状疱疹を予防することが厚生労働省から承認されました。弱毒生ワクチンなので、ウイルスが含まれたワクチンですが、ウイルス量は海外の帯状疱疹用のものと日本の水痘用のものとであまり変わらないそうです。

1回ワクチン接種をすることでどのくらい発症が抑えられるかが気になるところですが、海外のデータでは、今後5年間の帯状疱疹の発症率は約半分、帯状疱疹を発症したとしても、帯状疱疹後神経痛が出現する確率は約3分の1になるとの結果が出ています。

接種が可能なのは、50歳以上の方だけです。ただし、健康保険は使用できませんので、接種料金は自費になります(税別8,000円)。

家族や友人などが帯状疱疹後神経痛で苦しんだご経験のある方は、接種を希望される方が多いようです。ご希望の方は、来院時にその旨おっしゃっていただければ対応しますが、接種される方が重なると、欠品になることもありますので、事前にお電話いただければスムーズです。


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男性型脱毛症(AGA)の新薬

2016/06/30 16:16
男性型脱毛症(AGA)の新薬が登場しました。

男性型脱毛症の治療薬はこれまで、プロペシアとその後発品しか存在しませんでしたが、先日新しくザガーロという内服薬が発売されました。

1日1回の内服薬で作用機序はプロペシアとほぼ同じですが、治験ではプロペシアよりは効果が高いという結果が出ています。

ただし、性欲低下、性機能不全などの副作用がプロペシアよりも少しだけ多いかもしれません(治験では有意差なし)。精子量が減ることがあるとのことで、子どもが欲しい若い方にはお勧めできないという指摘もあります。

当院ではプロペシアで治療効果が物足りない方にお勧めします。


ザガーロの発売開始に伴い、当院ではプロペシアとその後発品の価格を改定しました。
価格は税別、診察料込みです。

プロペシア ・・・・・・・・・・・・・28日分  9,000円
                  90日分  27,000円

フィナステリド(プロペシア後発品)・・ 28日分   6,000円
                       90日分  18,000円

ザガーロ ・・・・・・・・・・・・・・30日分  10,000円


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あおば皮ふ科 男性型脱毛症(AGA)について


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ジカ熱はこの夏日本にやってくるのか

2016/06/02 22:16
前回のブログから2ヶ月以上も空けてしまいました。
私のピロリ菌除菌はうまく行ったようで、治療後の呼気テストは陰性でした。
その後、胃の調子は非常に良いです。

さて、TVなどでも話題になっているのでジカ熱という感染症をご存知の方は少なくないかと思います。
一昨年に流行しかけた、デング熱と同じように蚊が媒介する感染症です。

発症すると全身の皮疹、発熱、関節痛、結膜炎などの症状が現れます。デング熱よりも症状は軽く、死に至るリスクもほぼゼロのようですが、妊婦さんに感染すると、かなりの確率で小頭症の子どもが生まれるとされています。

主な発生地域は中南米でしたが、最近はベトナム、タイ、フィリピンまで流行地域が拡大しています。

厚生労働省ウェブサイト ジカウイルス感染症の流行地域 

今年の8月はブラジルのリオでオリンピックがあり、選手だけではなくたくさんの観光客がブラジルを訪れると予想されます。もっとも、ブラジルは南半球なので、冬に当たりますが、平均気温は20度前後ということでやはり蚊には注意が必要です。さらに、夏休みに東南アジアに渡航された方がウイルスを持ち帰り、蚊を媒介して日本でも流行が拡大というシナリオも考えられます。海外渡航されない方も、虫よけなどをうまく使って普段から蚊に刺されないように工夫をしておいたほうが良さそうです。


6月15日(水)、休診いたします。
 ご迷惑をお掛けします。


国立国際医療研究センター 国際感染症センター ジカウイルス感染症


横浜市衛生研究所 ジカウイルス感染症について


あおば皮ふ科ウェブサイト



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ピロリ菌は悪い菌?

2016/03/15 13:41
私事ですが、最近、ピロリ菌の除菌療法を受けました。内視鏡で胃炎が見つかり、ピロリ菌抗体が陽性だったからです。2種類の抗生物質と1種類の胃薬を1週間内服し、1ヶ月後の先週、効果判定の呼気テストを受け、結果は未だ訊いておりません。

ピロリ菌と言えば、胃炎、胃潰瘍の原因になるだけではなく、胃がんの原因にもなる、あまりいいイメージのない菌です。皮膚科でも、慢性蕁麻疹の方でピロリ菌の除菌を受けたら症状が軽快することがあります。成人では抗体陽性であれば除菌が推奨されていますが、神奈川県のとある地域では、自治体と医師会を挙げて中学生の保菌者(全体の2−5%程度)に対する除菌療法を開始するそうです。

ところで、昨年、以下のような本が出版されました。

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失われてゆく、我々の内なる細菌 みすず書房



腸内フローラ(腸内細菌叢)が、さまざまな疾患の発症に関連していることが証明されつつあります。ヨーグルトを食べると花粉症の症状が軽くなるという話を聞いたことがある方は少なくないでしょう。この本の著者は、正常な腸内フローラの1つであるピロリ菌が、ヒトの健康に重要な役割を演じており、この細菌の消失が現代で増加しているアレルギー疾患などの発症に関連していることを種々のデータから推測しています。

20世紀初頭までピロリ菌はほとんどのヒトに常在していたとのこと。それが、先進国では衛生環境の整備などで消失し始め、最近の陽性率はかなり低下しています。そのこととアレルギー疾患などの増加が関連しているだけではなく、保菌者が除菌を行うと、胃食道逆流症(逆流性食道炎)の発症頻度が上がるなどのデメリットもあるようです。著者は、ピロリ菌には二面性があり、人生の前半には健康にとって利益をもたらす一方、晩年においては健康にとって障壁となることが多いと結論づけています。

さらに著者は、健康の維持に役立つ腸内フローラは、現代人では抗生物質の使用によって種類が激減しており、そのことがアレルギー疾患だけでなく、炎症性腸疾患や自閉症の発症にも関連していることを統計的に示しています。

菌はすべて「バイ菌」と考えず、代謝、免疫といった重要な機能に常に関連していることを認識しなければいけません。抗生物質は、言い方を変えれば、病原菌とそれに「人質」にされた善玉菌に銃を乱射するような行為なのかもしれません。現代医療において、抗生物質は感染症に必要不可欠ですが、乱用は控えなければいけませんね。

先に述べた、自治体と医師会で中学生のピロリ菌を除去しようという試みは吉と出るでしょうか。実現させるのなら、除菌した方の健康状態について長期間の追跡調査を必ず行って欲しいと思います。

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アレルギーは皮膚から防げ

2016/02/29 08:43
本日(2月29日)発売のAERAの特集です。

診療時にさかんにお話している、乳児への適切なスキンケアが、その後のアトピー性皮膚炎や食物アレルギーの発症を予防するという内容です。

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他にも、ステロイド剤は安全なのか、食物アレルギー予防のために妊娠中に卵や牛乳を避けたほうがいいのか、血液検査陽性の食物は除去すべきなのかなど、普段よく質問される項目についても書かれています。

興味がある方はご一読を。待合室に1冊置いてありますが、購入されるといいでしょう。AERAは電子書籍もありますので、店頭からなくなっても電子版なら購入可能です。

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忘れ物サイト開設しました

2016/01/29 16:58
久しぶりのブログです(^^)。

当院では、来院された方の忘れ物が時々発生します。

忘れ物をされた方が電話で問い合わせていただければよいのですが、なかなか引き取られない大物(?)も発生することがあります。

今回、このような「もったいない物」を皆様にお知らせする忘れ物サイトを開設しました。

せっかくですので、楽しめる写真集にしてみました。

これを機会に、忘れた方が思い出して無事に忘れ物が持ち主に帰っていくことを願っています。

忘れ物サイトは下記リンクからお入りください。


あおば皮ふ科 忘れ物サイト


あおば皮ふ科 ウェブサイト




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2つの化粧品、エンビロンとゼオスキンヘルス

2015/11/15 22:27
この夏から、当院での化粧品の取り扱いがだいぶ変わりました。

以前取り扱っていた、ラロッシュポゼは、最初は医療機関専売品でしたが、最近はどこでも買えるので、わざわざ当院で扱う必要がなくなったと考え、採用を中止しました。敏感肌用のとても良い化粧品ですので、これからも使い続けたい方はお店やネットショップでの購入をおねがいします。

この夏から販売を開始したのが、以下の2つ。

1.エンビロン

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主成分はレチノール(ビタミンA)です。この化粧品を開発したドクター・フェルナンデスは南アフリカの皮膚科医。紫外線による「光老化」を徹底的に「治療」するために作られた化粧品です(従来の化粧品とは違い、肌の症状の改善を目的とした化粧品を「機能性化粧品」といいます)。「光老化」を防ぐだけでなく、ニキビができやすい方、小じわが気になる方や、なんとなく肌が荒れて調子が悪い方まで、いろいろなトラブルを抱えている方に使っていただき、非常に評判が良い化粧品です。

エンビロンについて知りたい方はこちらのサイトをご覧ください。当院のスタッフたちも気に入っており、スタッフブログにも登場しますので、こちらもよろしければご覧ください。



2.ゼオスキンヘルス

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ゼオスキンヘルスを作ったのは、ドクター・オバジ。アメリカの皮膚科医です。
オバジといえば、知っている方も少なくないと思います。
ロート製薬から市販されている「オバジ」シリーズの医療機関版ですが、市販品の主成分がビタミンCなのに対し、こちらの主成分はハイドロキノン。より美白効果の高い成分です。

徹底的にしみの治療を行いたい方に使っていただいておりますが、化粧品に加えて、レチノイン酸クリーム(化粧品ではなく、処方薬です)の使用が推奨されており、同時に使用するとより効果が高まります。
多忙で当院のメディカルエステに通院できない方などに特にオススメしております。

ゼオスキンヘルスについて知りたい方は、こちらのサイトを参考にしてください。

この2つの化粧品は基本的にいずれも医療機関専売品です(エンビロンはサロンでも扱いあり)。
誰でも気軽に使い始められるわけではなく、注意事項を確認して医師などからの適切な指導が必要です。
ただ、効果は非常によいので、興味のある方は当院スタッフに声をかけてください。


あおば皮ふ科 ウェブサイト.



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Botoxより良い?

2015/08/13 01:16
先日、コンビニでこんなものを見つけました。

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「better than botox」というドリンク(スムージー)です。スウェーデンで作られているようです。

Botox といえば、当院でも採用している、表情じわを目立たなくするボツリヌス菌毒素の注射薬です。

あおば皮ふ科 ボトックス治療について

このネーミングの意味は、美肌にとてもよいということらしいです。あくまでもネット情報ですが。

成分を見ると、ぶどう、リンゴ、ラズベリーなどが入ったミックスジュースですね。

美肌にどのくらい良いのかはわかりませんが、ネーミングは面白いです。
スウェーデンではBotox治療はかなり一般的なのかもしれません。


8月13日(木)から、20日(木)まで夏季休診とさせていただます。


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手足口病が流行しています

2015/07/26 22:40
暑い日が続きますね。本日は35℃を超え、大変な猛暑となりました。
熱中症には十分お気をつけ下さい。
皮膚科的には、あせも、とびひに要注意です。
大人もあせもは少なくありません。気をつけましょう。

今回もまたまた感染症ネタです。
手足口病が流行中です。

グラフで見る現在の市内感染症流行状況(手足口病)

これを見ると、現在の流行が突き抜けているのがわかります。

手足口病は文字通り手、足、口内に発疹ができる疾患で、ウイルス感染症です。おしりや膝にもよく皮疹がでます。
主にお子さんに発症しますが、大人の方でもまれに感染します。
口内に発疹ができると食事が取りづらくなることがありますので、体力のないお子さんは気をつけなければいけません。

幼稚園や小学校は夏休みに入ったので、それほど心配はないかもしれませんが、保育園児は特に注意したほうがよいでしょう。
感染しても元気であれば登園・登校は可能ですが、感染経路は、飛沫感染、接触感染、糞口感染(便の中に排泄されたウイルスが口に入って感染)ですので、手洗いを徹底する(タオルを共有しない)、感染者との接触はなるべく避ける、保育園などでのオムツ替えは慎重に行うなどの対策が必要です。

手足口病については、以下のサイトが有用です。

手足口病に関するQ&A  厚生労働省ウエブサイト

7月29日(水)は臨時休診いたします。
ご迷惑をお掛けします。

あおば皮ふ科ウェブサイト





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リンゴ病が流行っている?

2015/07/03 13:56
最近、東京でリンゴ病が流行っているとニュースで話題になっています。

東京都内で伝染性紅斑(リンゴ病)の警報発令--「保育園でも流行」と不安な声

リンゴ病とは、正式には伝染性紅斑という、パルボウイルスB19の感染症です。
子供が感染すると顔が赤くなるのでこのような病名が付いています。

流行っていると言われても、当院では増えている印象は全くなく、「まさか、見逃している?」 と不安になったので、東京で開業している皮膚科医に訊いてみたら、「流行っている」との答え。

そこで、横浜市衛生研究所のウェブサイトを見てみました。
横浜市衛生研究所 グラフで見る現在の市内感染症流行状況(伝染性紅斑)

全く流行っていませんね。ホッとしました。


次に、流行っていると言われる東京都の感染症情報センターのウェブサイト
東京都感染症情報センター 伝染性紅斑の流行状況(東京都)


やはり、東京はすごく流行っています。

ちなみに、埼玉県も流行っています。
埼玉県 定点把握対象疾患の動向

これらのグラフを見比べると、東京と埼玉は2011年と2015年(今年)に大きなピークがあり、横浜は2010年と2014年に大きなピークがあります。とくに昨年の横浜の流行は、このブログでも書きましたが、かなりのレベルでした。
伝染性紅斑は4-6年おきに流行すると言われていますので、今年の東京の流行は横浜には届かないかもしれませんね。ただ、伝染性紅斑に罹患したことがない方は、感染のリスクが有りますので十分に注意してください。


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国立感染症研究所 伝染性紅斑とは


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え? ここ美容もやっているんですか?

2015/06/21 21:30
徐々に梅雨らしい天気になってきましたね。
暑くなってきてとびひのお子さんが増えてきました。
あせも、虫刺され、怪我のきずをいじらせないのがとびひを防ぐコツです。ご注意ください。

ところで、表題のお言葉、通院中の患者さんが最近おっしゃったことです。
だいぶ前から通院されていた方なので、こちらもちょっとビックリしました。
伝えるのが下手で申し訳ありません

しみ、しわ、たるみ、ほくろ、にきび痕にお悩みの方、どうぞお声をおかけください。
今の時期は多汗症治療もお勧めです。

以前は、「え? ここ普通の皮膚科なんですか?」 と言われたこともありました
小さなお子さんに、「ここ何の店?」と言われたこともあります。
来院されている方によって当院の特徴はだいぶ違うようです。面白いですね。


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ようやく発売になったニキビの「新薬」

2015/04/03 09:05
桜が満開になり、気持ちのよい季節になりましたね。

4月になり、新しい生活をスタートされた方も多いかと思います。当院でも、長年通われていた方で転居される方が何名かいらっしゃいます。転居先でさらに良い治療が受けられるように願っております。

4月になり、ニキビの新薬が保険適用になり処方できるようになりました。
「ベピオゲル」というお薬で、主成分は過酸化ベンゾイルという抗菌作用と角質剥離作用を持った外用薬です。

ニキビは、毛穴が酸化された皮脂と角質で塞がれ(角栓といいます)、毛穴から出て行くべき皮脂が詰まってしまい(白いニキビ)、毛包内で細菌増殖、細菌と戦う炎症細胞浸潤による炎症反応が起こって赤いニキビが成立します。過酸化ベンゾイルは、角質を剥離することで角栓を除去し、抗菌作用によって炎症を鎮める働きを持っています。

この成分、実は何十年も前から欧米では使われています。欧米だけではなく、殆どの国で随分前から使われている成分です(たぶん)。ニキビの市販薬で有名なク◯アラシルや、◯ロアクティブにすら入っています(日本版には入っていませんが、以前の日本版◯ロアクティブにはおまけのナイトクリームに含まれていたらしいです)。

日本でなかなか認可されたかった理由がその成分の持つ副作用です。角質を剥離する作用があるため、不適切な使用をすると肌荒れを起こしてしまいます。ただ、今回認可されたベピオゲルは、過酸化ベンゾイルの濃度が低めに設定されており、外用方法さえ守っていただければ問題はほとんどないと考えています。処方の際に渡されるパンフレットを良く読んで、疑問点などは医師に質問しましょう。ベピオゲル関連のサイトも開設されていますので、参考にされるといいです。

今までの治療でニキビの炎症がなかなか治まらなかった方、アダパレン(ディフェリンゲル)が使えず、ニキビの新生に悩まされている方などは有効な治療法の一つになるのではないかと考えています。


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時間を止められるのか? アンチエイジングへの取り組み

2015/02/25 00:14
2月24日にNHK BSで放送された、「時間よ、止まれ!アンチエイジングの秘密」という番組をご覧になった方はいらっしゃいますでしょうか。

美容的な話も勿論出ましたが、興味深かったのは、人類がアンチエイジングに昔から取り組み続けていることです。

哺乳類の寿命は様々ですが、心拍数で寿命を語るとほとんどの哺乳類は15億回の心拍数が寿命だとのこと。心拍が遅い象が長生きで、非常に早いネズミが短命ですが、寿命までの心拍数はいずれも15億回だそうです。それに当てはめると、人間の寿命はせいぜい50年。つまり、哺乳類の中では現代の人間が例外的に寿命を伸ばしているようです。

人類は大昔からアンチエイジングに取り組んできているようです。秦の始皇帝、豊臣秀吉、西太后など、ありとあらゆる歴史上の人物がその地位を利用し、不老長寿を目指して試行錯誤してきたとのこと。

人類が寿命を伸ばしたのは、肉を食べるようになり、栄養状態が良くなったことで脳が大きくなったことが一因。人間は他の動物より未熟なまま生まれてくるのは、産道を通れる脳の大きさで生まれるためだそうです。だから、成長に時間がかかり、子育てに時間がかかるので、結果的に人類の寿命も伸びているとのこと。さらに、祖父母の子育て参加により、子供をたくさん産めるようになり、一家の人数増加がさらなる寿命の延長の要因になっているようです。

さらに、人間の寿命はここ200年で急激に伸び、それまでの30−40歳から80歳ぐらいにまで倍増しています。これは、ワクチンや抗生剤の発達により疾病に対抗できるようになったこと、労働の機械化で重労働が減ったこと、食品が豊富になったこと、冷暖房の温度管理が出来るようになったこと、乗り物の発達で移動のストレスが減っていることなど、体へのダメージが減っているのが大きいようです。これらをもたらしたのは大量のエネルギー消費です。実際、GDPの高い国のほうが、長生きだそうです。

アンチエイジングの研究は更に進んでおり、遺伝子をコントロールして更に寿命が延ばせると期待されています。長寿遺伝子と呼ばれるサーチュイン遺伝子を活性化する物質が見つかっており、マウスの実験では良いデータが出ているようですので、これからが楽しみな分野ですね。時間を止めるどころか、逆行させるぐらい若返らせる事ができることも可能になるかもしれません。ただ、人間の寿命をのばすことが、地球環境にとって良いことなのかは難しい問題だと思います。


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保湿でアトピー性皮膚炎が予防できるか

2015/01/17 08:39
最近、アトピー性皮膚炎の発症が、新生児期からのスキンケアである程度予防ができるとよく新聞や雑誌などで話題になっていますね。

これは、皮膚のバリア機能がアトピー性皮膚炎の発症に大きく関わることが注目されており、保湿剤でバリア機能を補完することで発症が防げるのではないかという理屈です。

2014年に欧米と日本で新生児期からスキンケア(保湿剤の塗布)をした場合としていない場合で本当に発症頻度が変わるのか、比較したデータが相次いて発表されています。

欧米のデータでは、生後3週間までに1日1回の保湿剤を外用すれば、それをしない場合よりもアトピー性皮膚炎の発症が有意に予防できたと報告されています。

もともと、両親にアトピー性皮膚炎があるなどの「高リスク群」での比較ですが、スキンケアをしていた場合では生後半年までの発症率が約20%、していない場合は倍の約40%だったとのことですので、スキンケアはアトピー性皮膚炎の発症にかなり効果があると言えますね。

日本のデータでも、生後32週(約7-8ヶ月)までの発症率がかなり下がったと報告されています。

ただ、子どもたちが1歳、2歳と成長した時にどうなるかはまだわかりません。

スキンケアを続けていき、アトピー性皮膚炎の発症が防げるのであれば、その後の喘息や鼻炎の発症(アレルギーマーチ)も抑制できる可能性が高いので、保湿を含めたスキンケアはとても大切であるといえるでしょう。

今は特に乾燥する季節です。頑張って保湿をしましょう!


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小太郎漢方製薬美川工場の見学

2014/10/27 09:04
先日、臨時休診をいただき、小太郎漢方製薬美川工場の見学へスタッフと行ってきました。
美川工場は石川県の白山市にあります。

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本来は煎じて飲む漢方薬を、エキス剤として製剤化して飲みやすくしたのは日本で小太郎さんが最初だそうです。

生薬がどのようにして配合され、製剤化されるのか、とても興味深いですよね。
製剤化の過程で有効成分を失わないようにする様々な工夫、製品の品質を均一化する工夫、品質の良い生薬を安定的に確保する工夫、異物や放射性物質が含まれていないかどうかの詳細なチェックなど、漢方薬とはいえ、とても科学的に分析されていることがわかり、これからも安心して処方ができることを実感しました。

美川工場の皆様、お忙しいところをお邪魔して失礼しました。非常に熱心にお話をいただき、勉強になりました。
ありがとうございました m(_ _)m


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気持ちが悪い体験

2014/08/02 18:51
暑い日が続いていますね。今の季節、「あせも」と「とびひ」が大流行中です。

さて、先日、横浜駅のあるビルに行った時のこと。
最上階で用事を済ませ、エレベーターに乗ろうとしたら、エレベーター前に数名の方が待っていました。
私も同じように待っていましたが、よく見ると、エレベーターの下行きのボタンが押されておりません。
なぜ、誰も押さないのかと思いながら、私が押しました。

エレベーターが到着する頃には、待っている方も多くなり、エレベーターはほぼ満員になりました。
私は、B2の駐車場連絡口がある階に行きたかったので、B2のボタンを押しました。
エレベーターは途中に開くこともなく、順調に降下を続け、5階ぐらいまで達した時に、乗り合わせていたカップルの女性のほうが彼氏らしき相方に、
「B1(駅連絡口)が押されていない」とボソッとつぶやきました。
みんな聞いていたと思いますが、エレベーター操作ボタンの前にいる女の子はスマホをいじり、何もしようとはしません。
その後、他のおじさんが、「B1を押してください」と大きな声で叫び、B1直前でボタンが押され、何とかB1に到着。

そこで、私は信じられない光景を見ました。
なんと、私以外の人は全員B1で降りたのです。

B1のボタンを押そうと思えば押せる位置にいた人は何人かいました。
なぜ、この人達は自分では何もしようとはしないのでしょうか。
非常に気持ちが悪い体験でした。

エレベーターに乗っている人は若い人が多く、多くの人がスマホをいじっていました。
駅では前を見ないでスマホ片手に突進している人をよく見ますが、最近のスマホ依存は異常だとは思いませんか?
ボタンを押すだけでエレベーターが行きたい階で止まってくれる、非常に便利な世の中になったというのに、それまで放棄する人が増えているとは驚きです。
昔、テレビが普及した時に、「一億総白痴化」と言われた時期があったようですが、最近のスマホ依存はそれを大きく超えているような気がします。
まさか、スマホでエレベーターが操作できる時代なんて来ないですよね...



8月10日(日)から17日(日)まで夏季休診です。
ご迷惑をお掛けします。


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りんご病、流行っています。

2014/05/23 15:01
「りんご病」ってご存じですか?

頬がりんごのように赤くなることからそう呼ばれています(たぶん)。
実際は、伝染性紅斑という病名で、原因はヒトパルボウイルスB19というウイルス性感染症です。

風邪のような症状が先行し(はっきりしないことが多いですが)、主に顔や四肢が赤くなります。ほとんどがお子さんですが、大人の方も来院されます。大人の方は、顔はほとんど赤くならず、手背や前腕が腫れぼったくなり、関節が痛かったり、体がだるくなったりする方が多いです。

お子さんの四肢の症状は、痒みが強いことが少なくなく、蕁麻疹だと思われて来院される方もいらっしゃいます。
感染する病気ですが、発疹が出現してからは感染力が殆ど無いので、通学などは可能です。

当院への患者さんの来院は、4月の下旬ぐらいからコンスタントに続いています。今のところ、大部分が小学校1年生ですね。学校名も聞いていますが、マチマチなので、かなり患者さんが出ているのではないかと思います。

大人はすでに感染している方が多い(水疱瘡などと同じで一度感染したらもう感染しません)と言われていますが、お子さんが発症してから数日から10日後ぐらいに親御さんが発症することが結構あります。試しに、当院で20歳代の女性スタッフたちのパルボウイルス抗体価を測ったところ、3−4割が感染した既往がないことがわかりました。妊娠中に感染したら非常に問題なので、妊婦さんは特に気をつけたほうが良いです。

お子さんの顔や腕が赤いなと感じたらご相談ください。単なる日焼けではないかもしれませんよ。


<追記> 上のブログを書いたらその数時間後に医師会経由でりんご病が流行しているとの横浜市感染症臨時情報が回ってきました。
それによると、過去6年間で2番目に多い報告数だとのことです。
流行の中心は4−5歳と書いてありますね。当院では今のところ小学校新入生に多いのですが、4−5歳の子は小児科を受診されているのでしょうね。
臨時情報は院内掲示板に貼っておきますので、来院される方はぜひご覧ください。

あおば皮ふ科 ウェブサイト

伝染性紅斑患者数推移 横浜市衛生研究所











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